皆さん、こんにちは。京都在住のアラフォー3児パパ、Lukeです。
本日ご紹介する公園は中京区の「内野公園」です。
別名、「平安宮朝堂院 大極殿跡」で、地元の人はこの公園を「だいこくでん」と呼んでいます。
千本丸太町の角にある公園なのですが、平安時代に国の重要な儀式が行われていた大極殿の記念碑が公園の真ん中にあるのが特徴で、珍しいアスレチック(屏風アスレチック)がある非常に綺麗な公園です。
内野公園の場所
内野公園の場所ですが、千本丸太町の北西にある公園です。
住所は
〒604-8404 京都府京都市中京区聚楽廻東町31−3
になります。
公園のスペック
公園紹介のポイントに従って、内野公園を紹介していきます。
公園の広さ:小さい(★)
遊具の種類:4種類(★★)
トイレ:あり
近隣パーキング:少ない
手洗い場:あり
休憩所(自動販売機、食事含む):少ない
死角:あり
車通り:少ない
内野公園は千本丸太町の北西の角から少し入ったところにある公園で、入口は西・東・南の3か所にあります。
遊具は4種類あり、ブランコ、鉄棒、スプリング遊具、アスレチックがあります。
トイレが公園内に整備されており、手洗い場も備え付けられています。
内野公園には専用パーキングはなく、近隣もコインパーキングが少ないため、徒歩もしくは自転車で行くことをお勧めします。
休憩所として公園内に数か所ベンチがあります。直射日光がさすところにベンチがあるため、夏場は日焼け止めを十分して行くようにしてください。
内野公園は基本的に「くの字型」の形状であり、公園内で角を曲がるとお子さんの姿が見えなくなることがあります。また大極殿跡の石碑の周囲も死角になりやいのでご注意ください。
公園の東側には大通りである千本通りがあり、公園から直接飛び出してしまうことができるのでご注意ください。
内野公園の風景
内野公園の風景です。
この公園は前述した通り歴史的にも非常に重要な跡地である公園で
「源氏物語ゆかりの地」でもあります。
近隣の方々の協力の元、非常にきれいに整備されており、散歩するだけでも非常に気持ちの良い公園です。
公園の真ん中には大極殿後の石碑が立っています。
公園の東側は千本通りが面しており、そこにも
「大極殿遺址道」
と掘られた石碑が立っています。
公園で遊ぶためではなく、歴史探索のため訪れる方も多い公園なのですね。
内野公園にはベンチが複数あり、そこで休憩することができます。
ちなみにここはバス停のすぐ前にあり、バスを待つ人々もよくここに座って休憩されています。
また公園の中には結構広い曲がりベンチも用意されています。
遊具たち
内野公園の遊具は4つあります。まずはこの公園イチオシの超珍しい「屏風アスレチック」からご紹介します。
何ということでしょう!アスレチックと京都の歴史が手を取り合いました!
良く見ると、このアスレチックには光孝天皇の百人一首
「きみがため はるののにいでて わかなつむ」
が書かれているではありませんか!!
まさに公園と歴史がタッグを組んだ、京都ならではの公園であります。
この百人一首の周囲には、写真のようにピンク、黄色、緑のお花が散りばめられておりますが、
実はこれボルダリング用のでっぱりになっており、なんとこの壁に子供たちがよじ登れます。
そしてこの裏側にも同様のボルダリングがあるのです!
京都を感じさせるはんなり模様を横目にがしがしと壁を登るわが子を見るのも一興です。
ちなみにうちの子供はこれが大好きで、毎回挑戦しています。
この遊具の真ん中には丈夫なロープアスレチックがあり、ここも登ることができます。
このロープ部分も、あえて何か所か大きな穴があけてあり、ここを登る子供たちはその穴を潜るのが大好きです。
このアスレチック遊具では真ん中のロープ部分が一番難易度が低いため、2歳くらいのお子さんでも少し登れるので楽しむことができます。
そして一番西側には、みどりと黄色で彩られたこれまた面白い形のアスレチックがあります。
みどり部分は花びらの穴が開き、黄色部分は扇の穴が開いています。
うーん、なんとも京都情緒あふれるアスレチック!
内野公園の非常に面白い屏風アスレチック、ぜひお子さんと挑戦してみてください。
続きましての内野公園の遊具は、「鉄棒」です。
スタンダードの安心感のある鉄棒。2段階の高さがあります。
下の砂はやや硬めのため、転倒・転落にはご注意ください。
そして鉄棒の横には「スプリング遊具」。
これはおそらくクジャクのスプリング遊具!雅!!
多くの公園ではスプリング遊具は2台設置してあることが多いのですが、
内野公園はこのクジャク1羽だけ!
逆に潔くて可憐で美しく見えてきます。
もちろん子供は喜んで飛び乗ります。
そして最後の遊具が内野公園の南にある「ブランコ」です。
比較的大きなブランコで、しっかりと黄色い枠で覆われています。
下の砂地も柔らかく、安心して乗ることができるのです。
手洗い場・トイレ
内野公園には、手洗い場が備え付けられています。
かなりしっかりとした手洗い場で、ここで手や足を洗うことができ安心です。
ただこの「上方に向いた水飲み水栓」にはご注意ください。
油断して強くひねると、かなりの高さまで水柱が上がり、お子さん共々びしょびしょになります(経験者でございます)。
そして、公園の北西部には非常に綺麗なトイレがあります。
トイレまで本当に京風ですね。こだわりが詰まった公園です。
トイレの中を見てみましょう。
中も非常に綺麗でバリアフリーになっています。
また小さいお子さん用のおむつ交換台まで設置されています。
小さい子供連れの家庭にも嬉しい限りですね。
ちなみにトイレにはトイレットペーパーは設置されていませんので、必ずご持参ください。
内野公園での注意
内野公園では京都市の他の公園と同様に中学生以上の球技は禁止されています。
また小さいお子さんも多く訪れる公園のため、バットの使用は禁止されています。
公園の真ん中にはそれなりの広さの空間があるため、親子でのキャッチボールや少人数でのボール蹴りは十分することができます。
また、前述しましたように、公園の東側には車通りが非常に多い千本通りがあります。
そこにボールが飛び出したり、小さいお子さんが飛び出されないようにご注意ください。
内野公園を利用される親御さんへ
0-1歳の子は、綺麗な公園ですので、内野公園の全体を散歩するだけでも楽しめます。また地域の方が本当に心を込めて手入れをしてくださっており、公園の周囲には植えられた様々な草花が咲いています。それを眺めるだけでも気持ちが良いです。また大極殿記念碑の周囲をぐるぐる歩くだけでもかなりお子さんには楽しいですね。
2歳くらいの子では、スプリング遊具やブランコで遊ぶことができます。また低い方の鉄棒にもぶら下がって楽しめます。一番の目玉遊具、屏風アスレチックの真ん中にあるロープに登ることができ始めるので、挑戦させてあげると喜ばれると思います。ボルダリングはまだ早いのですが、挑戦されたがると思うので落ちないように支えてあげてください。
3-4歳になると、真っ先にアスレチックのボルダリングに挑戦される子が増えてきます。正直、3歳では上まで行ける子はほとんどいません。相当腕力の強い4歳児でもようやく真ん中くらいまでです。逆にロープアスレチックや一番西側にあるみどりと黄色のアスレチックはこの年齢のお子さんにちょうど良いくらいです。また、公園全体を走り回られるようになりますので、くの字型でやや死角があるため、道路に飛び出したりしないようご注意ください。
5歳以上になると、ボルダリングで頂上にまで到達できる子が出てきます。そこから公園を眺めると気持ちが良いんですよね。また、公園の真ん中の広場でボール遊びもでき、楽しむことができます。大極殿の石碑の周囲に登って遊ぶ子も出てきますが、石柱が倒れることがあるので、登らないようにくれぐれもご注意ください。
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