そうだ!春を味わおう!! ~つくし~

知育

皆さんこんにちは、3児に揉まれるアラフォーパパ:Lukeです。

ここ最近少し寒い日が続きましたが、この週末はまた温かくなってきましたね。

前回、

そうだ! 春を味わおう! ~ふきのとう~

で京都の北部に行き、ふきのとうをとって天ぷらにしてきました。

あれから2週間がたち、どれだけ春の色合いが強くなってきているのか、また春を味わう旅にでることにしました。

我が家では、子供の豊かな感性を伸ばしていくため、季節の変化を実体験で味わうことを大切にしています。

前回も記載しましたが、ちょっとした温度の違い、色合いや音、香りの違い、空気感の違い、、

このような「変化」を肌で感じ、体感しながら味わっていく経験が幼少期にたくさんあると、非常に良いと思っています。

という訳で、先週末も田舎に帰省してふらり春探しの旅 第2段」を決行することにしました。

前回みつけたかわいらしいワインレッドの芍薬の新芽が2週間でどうなっているのか、見てみました。

こちらが2週間前の新芽。

そしてこれが今回の新芽です。

うーん、わずか2週間で劇的に成長していますね!!

こういう変化を目で見て感じることも楽しいものです。

さて、今回の目的は「つくし」を取ること。

前回はまだ寒くてほとんど出ていなかったのですが、今回はどうでしょう。

子供と一緒に周囲を散策してみると、さっそく子供が見つけました!!

よくみると周囲にすごい量のつくしが生えています!!

さっそく収穫を始めました。

こういう時は子供はすぐにフロー状態(集中状態)に入ります。

ものすごい勢いでたくさんのつくしを収穫し始めました。

途中、

「パパ!!つくしがけむりを吐く!!」

と叫び出しました。

よくよく見ると、つくしを取った瞬間に先端の膨らんだ部分から何やら出ています。

これは胞子が取った振動で先端から飛び出しているのですね。

こういったことの経験も、子供が「自分で発見した」ことに意味があるのだと感じています。

こうしてだいぶつくしが集まってきました。

さっそく春の味覚を味わってみることにしましょう。

実際に美味しいのは先端部分がまだ開いていないくらいのつくしです。

よりすぐりのつくしを選んで良く洗います。

次に必要なのが、茎を覆っている皮の部分(はかまと呼びます)を外くこと。

このはかま部分は固くて食べるとちくちくします。

ただ結構外すのが面倒くさいのです!少し切れ目を入れてくるっと回して一つずつ外していきます。

すると、、

こんな感じでつるっとなります。

ここからさっと茹でる作業に移ります。

数十秒程度で十分です。

茹でるとこのように黄色くなってきます。おそらく胞子が出ているのでしょうね。

そしてこれを取り出してすぐに冷水で流します。

先端の色が少し変わりましたね。緑が出てきました。

あとは、何度か水に浸しては取り換えを繰り返し、アクを取ります。

こうしてつくしが美味しく食べれる状態になりました。

子供とさっそく食べることに。

シンプルに塩だけの味付けにしてみました。

果たして子供の反応は!?

息子「うーん、おいし・・にがっ!!」

先端部分が苦いのですね。

ただ先端部分以外を食べる

「うん、ここだけならもやしみたいでうまいな!!」との感想でした。

現在の美味しいものが揃った食卓では、苦みを味わう食べ物は少ないです。

ただ、一度食べると忘れられないふきのとうやつくし苦み・風味、そして旨味を知ってもらいつつ、

春を味わってもらえたらと思っています。

楽しみにしていた春がやってきました。

木々や草花、昆虫などの生命の息吹を間近で感じることができる春です!

今年も我が家では子供と共に春を味わい尽くしていければと思っています。

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