よくあるこれ買ってのシーン
とあるコンビニに食パンを買いに行った時の我が家の親子会話。
父「パンはどこかな~パンはどこかな~」
子「(おやつを見つけて)パパ!これ買って!鬼滅のや!今日だけでいいから!!」
父「今日はパン買いにくるだけって決めたでしょう」
子「えーーでも買って!パパだけずるい!」
父「今日はパンの日。また今度にしよう」
子「えーーーっ!!いやいやいや!今日絶対に買うぅぅぅ!」
・・お子さんとお店に買い物に行かれた際に
子供が目についたものを買いたくなってぐずるケースはよくよくあるかと思います。
うちもこれまで何度も何度も何度も経験しています。
しかし、我が家では意外とこういうときに買わずとも解決することが多いんです。
それには裏技があるのです。
子供の気持ち
その前に、こういう時の子供の気持ちを考えてみましょう。
子供の年齢にもよりますが、今回は幼児(3-6歳)と設定します。
何か目の前の物が欲しくてぐずるとき、
子供には下記のような様々な思いがあると思っています。
- 今、買わないともう手に入らない気がする
- 親だけ買い物してずるい
- せっかくお店にまで来ているのに買わないともったいない
- ダメと言われるとますます欲しくなる
この年代の子供にとっては「今この瞬間」がすべてであり、
今をどう過ごすかが非常に重要なんです。
大人と違って時間の概念が十分に確立できていないため、
次に来た時に買うや、誕生日に買うといった未来思考にはすぐに移行しにくいのですね。
そのため、今この瞬間にしがみつきます。
「買って!買って!今買って!」と強く想いを叫びながら。
子供が欲しいものがあってぐずる時の裏技
そんな時、我が家で必ず行う裏技があります。
それは、、
「子供が欲しがっているものの写真を目の前で撮ること」
です。
たったこれだけなのです。
これをすることで、
子供は自分が欲しいものを親が記録してくれたと感じます。
そして、親はわかってくれていると安心するんですね。
その後に、
「そっか~、これすごい欲しいんやね!!今日は買えないけれど、パパはちゃんと写真にとっておいたよ。次に買う約束したときにこれを買うことにしようね」
と子供に伝えます。
すると、驚くほど子供は理解してくれるのです。
子供は本当に目の前のものを欲しいというよりも、
先ほど「子供の気持ち」で記載したような
様々な想いがあることを親にもわかって欲しい!
と思っています。
そのため、親から見ると
「何でこんなの欲しがってるんだ?」「こんなの好きだっけ?」
というようなものにも執着することがあるんですよね。
そんな時に、目の前のものを写真にとってあげて、
同時に気持ちを汲み取った言葉かけをしてあげることで
子供は少しだけ先(未来)に進むことができるのだと思っています。
我が家ではこれを繰り返しているため、
iphoneの写真には子供の欲しかったものが結構残っています。
しばらく時間がたつと、それが欲しかったという気持ちが子供から消えていることも多く、
一緒にこんなのあったね~と眺めたりしています。
育児中でこどもがこれ欲しい~とぐずって困っているご家庭の皆さん、
一度、この裏技を試してみてください。
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