皆さん、こんにちは。
3児子育て中のアラフォーパパ:Lukeです。
皆さんのご家庭で、お子さんと過ごす時間のメインの遊びは何でしょうか?
我が家では、以前紹介しました「おりがみ」を指先を使う遊びとしては一番よくやっていますが、
実はそれ以外にメインの遊びがあります。
それは、「物語つくり」です。
物語つくりとは
物語つくりとは、その名前の通りただ物語を作るのですが、
親が一人で物語を語るのではなく、そこに子供がメインで参加します。
つまり、順番に物語を作っていくのです。
まずは父、次に母、そして長男といった具合に、順番にストーリーを回していくのですね。
我が家ではこれを長男が3歳くらいの頃からやっていますが、現在6歳の長男もいまだにメインの遊びとしてほぼ毎日、やり続けています。
ほぼ毎日の食事中やり続けてきていたこともあり、これまでに生まれてきた物語の数は軽く数百話以上になります。
第一ルール「自由にはじめる」
いきなり物語を作るといっても、どんな出だしにしたらよいのか難しいかと思われかもしれません。
我が家の物語つくりの出だしには、第一のルールがあります。
それは「スタートする人を決めてその人が何でも自由に物語をはじめてよい」というルールです。
ここ最近の1週間でやりました物語つくりの出だしの一部をご紹介いたします。
- 「あるところに3匹のカメがいました」
- 「ある山奥に一つのそれは大きな湖があった」
- 「ある山のてっぺんになぜか救急車が一台とまっていた」
- 「むかしむかしのそのまたむかし、ある村に恐ろしいことがおこった」
- 「ウサギが目を覚ますと、なぜかサメの口の中にいた」
・・こんな感じで完全に自由に始まります。
第二ルール「好きなだけ話せる」
第二のルールとして、語り手はその人のターンに好きなだけ話すことができるようにしています。
せっかくはじめた物語、主人公の進展を思う存分話したい場合にはどこまでも話して良いことにしました。
基本、この物語つくりは聞く側が面白いので、話続けるよりも次の人に振ることが多いです。
それでも子供はどんどん一人で話を続けることも多く、話せば話すほど物語つくりが上手くなり、想像力が豊かになっていくことを目の当たりにします。
第三ルール「他の人の邪魔をしない」
物語つくりをやっていくと、「そこはこうした方が良い!」と思う展開が非常に出てきます。
特に大人と子供でやるので、子供の物語を聞いていると「せっかくの面白いオチに繋がるのに、、」と感じたり、「そこでもう死んじゃうの・・」とか残念になったりすることもあります。
ただ、どれだけ親が勝手に思ってもそこは語り手の自由なので、物語つくりでは口出しをするなど「他の人の邪魔をしない」ことを大切にしています。
逆に親のストーリーに口を出してくることもありますが、「今はパパが考える番だよ」という感じで原則を守ってもらうことの大切さを伝えるようにしています(もちろんケースバイケースで大人側が融通を利かして妥協することもあります)。
物語つくりのメリット
このように三つのルールを大切にしながらやり続けている物語つくり、これは育児として以下のメリットがあると感じています。
- 想像力がとんでもなく豊かになる
- 話が非常に上手になる
物語つくりをしていると、主人公がありとあらゆる事態に遭遇します。
そこでどう対応するか、非常に想像力が問われるのですが、子供も必死に考えます。
また、これまでにやったお話と同じものは面白くないので、同じ内容を繰り返すことはほぼなく、常に新しい事件が発生するので、想像力がとんでもなく豊かになるのです。
また、複数人で話を回していくため、話を繋いでいかなければなりません。
話を繋ぐためには「ところが」や「しかし」、「すると」などの接続詞を多用しなければなりません。
物語つくりに慣れれば慣れるほど、話をすること自体が上手になっていくのです。
物語つくりのデメリット
逆にデメリットもあります。それはひとえに「親が結構大変」という点です。
子供がほぼ毎日「パパ、ママ、物語やろう!!」と誘ってくるのですが、
常に新しいストーリーを生み出すというのはかなりのエネルギーを使います。
世の中の作家さんは本当にすごいと身に染みて感じる日々なのです。
そうだ!物語をつくろう!!
このような感じで、我が家ではほぼ毎日複数回、物語つくりをやっています。
ありとあらゆる展開が続くのですが、不思議なことにネタ切れにはなりません。
子供自身の会話力や想像力を鍛えることができるこの物語つくり
育児家庭の皆さんには非常にお勧めです。
そうだ!物語をつくりましょう!!
コメント