口を出したいアラフォーパパ

育児・生活

子供が物事に熱中している時、ありますよね。

たとえば、ブロック遊びやおままごと、屋外では砂場で穴を掘ったり、ずっと小石を集めたり。

この物事にものすごく熱中している状態のことを

専門用語で「フロー状態」と呼びます。

このフロー状態、子供にとっては心理学的に非常に重要な状態で、

この集中している時間を幼少期にいかに多く経験させてあげるかが、

将来、子供が自分自身の才能を開花させていくために非常に大切と考えられています。

実際、学生時代もそうですし、社会人になっても、

ここぞというときに発揮できる集中力を持っている人は強いですよね。

私、長男が生まれたときにはまったくこのことを意識しておらず、

ついつい口出しばかりしていました。

たとえば、、

長男は2-3歳のころ、ブロックで遊ぶのが大好きでした。

自分で色々工夫して試行錯誤し、毎日いろんなものを作ります。

そんな姿を見ていた私(パパ)は、うずうずしてきて

つい口出しをしていました。

 長男「ここがこれでー、これがこれでー」(独り言を言いながらものすごくフロー状態)

 パパ「おー、いいね!いいね!あとは、この時にこうしたらもっとかっこよいかもよ!」

 長男「えっ? うーん、それもいいね。」

こうして、パパのアイデアが採用されて

子供も満足、親も満足、ああ楽しい親子の時間、とばかり思っていました。

もちろんこの交流自体は悪いものではありません。

ただ、後から気が付いたのですが、

子供がせっかく集中している時に親が話しかけることで、

子供の集中力を伸ばす時間を邪魔し

さらに子供自身が自分で発見していく力を奪っているかもしれないと。

そこで、同じようなシーンがまたあったので、

次は話しかけずにひたすら横で眺めることにしました。

 長男「ここがこれでー、これがこれでー」(フロー状態)

 パパ「・・・(沈黙5分)」

 長男「これでー、これでー、・・できたぁ!!!!!」

・・この時の子供の自信に溢れた顔やりきった顔!!!

これをみて、

これからは子供がフロー状態のときは好きなだけやりきらせてあげようと心に誓いました。

もちろん、子供から助け舟を求めてくる場合には

助言をしてあげたり、手助けするようにしています。

ただ、子供が求めていないのに

ましてや集中してフロー状態で物事に取り組んでいるのに

必要以上に口出しすることはやめることにしました。

大人の目から見たら

「そこはこうしたらもっと上手にできるんだけどな」

と思う場面はいくらでもあると思います。

それはもちろん大人の方が知識も技術もありますから。

ただ、どれだけバランスが悪くても、どれだけオンボロでも

子供が自分自身の力でやりっきって完成させたものは、

それだけで最高に素晴らしい作品なのです

子供のフロー状態、

それを今の私は「宝の時間」と呼んでいます。

今週も、子供たちの宝の時間をたくさん味わって過ごしていきたいと思います。

では皆さんも、良い一日を☆

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